『外張り断熱工法の見直し?』

一時持て囃された外断熱工法。
建物躯体を外側から断熱材ですっぽり
包んだ工法で、断熱性能に優れ気密性能を
確保するといわれて業界で話題となった。

しかし先日の14日に発生した英国ロンドンの
高層マンションの大規模火災の原因のひとつが
この「外断熱工法」にあると指摘されている。

被災した建物は1974年に建てられた
低所得者向けの公営住宅。被害が拡大したのは
大規模修繕工事が原因で「外張り断熱工事」に
可燃性の材料が使われていたというから怖いことだ。
経年劣化で表面の不燃性塗料がはがれ落ちていたり
外壁近くに施された断熱材に着火して
火災になることも予測される。新築もリフォームも
どこが火元になるかわからない。
何事にも万全を期すべきだ。

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出典:産経デジタル 2017・6・19