『頑固でも貫く決意』

昨年は,あらゆる分野で偽装が話題になり、
特に中国食材問題で「食の安全」に対する
消費者の不安はピークに達した。
産地が問われ、鮮度や品質管理・賞味期限までも
厳しくチェックするのが当たり前の時代となった。
  
耐震偽装であれだけ非難された姉歯事件。
しかし住宅業界では『安全』に対する意識に
緊迫感が伝わってこない。残念なことだ。
 
「我家は地震に大丈夫ですか?」
「一級建築士が設計し、ベテランの腕のいい大工が
造るから大丈夫だよ」なんて答える工務店社長。
 住まいの安全を考える時、職人さんの経験や
勘より重要なのはきちんとした構造計算である。
弊社の設計部では6人のスタッフで年間120棟の
住宅設計を受託しているが全棟、構造計算の実施を決定。
『全棟、きちんとした構造計算を!』
声を大にして一石を投じたい。不退転の決意で。
 
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築後8年の「雨楽な家」は頑丈です。