『ポストマン』

長嶋一茂主演の映画『ポストマン』を見た。
郵便物をバイクで配達する局員が多いなか、
赤い自転車にこだわる堅物が彼の役どころだ。

郵便局員が手紙をつなぐ事によって人と人の絆を深める
感動作で、仕事仲間の信頼関係の重要性が映し出されている。
本人が企画から参画し、製作・総指揮も兼ねたらしい。
演技を批判する人もいるが立派だ。
 
メールやFAXは便利だが思いを届けるには『手紙』に限る。
手書きの『手紙』を重宝しよう。
 
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『執筆スタイルは自分流』

私が本を書くときのスタイルはまずボールペンで
自由に手書きする。そして赤ペンで加筆修正し、原稿の
内容が固まるとモンブランの万年筆で清書する。
愛用しているのは光文社の原稿用紙である。
 
執筆時間は早朝。ノッたときには時間を忘れて
没頭してしまう。朝が早いと得した気分にもなれる。
 
「売れない営業マンの必勝ドキュメント」を綴った
単行本の原稿が概ね仕上がった。
小説家はウソをついて稼ぐ商売(?)だが、ドキュメントは
事実をわかりやすくリアルに伝えなければならない。
 
今秋の上梓に向けてこれから1ヶ月が正念場。
物書きが本職でないので少しは気は楽だが、
スイッチをオンして集中力を発揮し期待に応えたい。
 
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『赤心慶福』がんばってや

名古屋と大阪で伊勢の赤福を買ってみた。
その包装紙のウラには俳人、山口誓子が詠んだ句、
「この家に福あり 燕巣をつくる」が記されている。
 
事件後、商品そのものは何も変わっていない。
消費期限は相変わらず2日だし、内封されている
伊勢だよりの絵図も文言も
365日、日替わりなので開けるのが楽しみだ。
 
製造日偽装で処分を受け、営業が再開されて
4ヶ月になるが「適当にいいかげんに」はもう許されない。
 
宝永4年(1707年)創業の赤福。
「まごころを尽くしてまいります」の社是に恥じることなく
背水の陣でファンの期待を裏切らない事を祈りたい。 
 
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『リニューアルしました』

当社は2008年3月に設立20周年を迎え
(株)リック工房と合併し業務の効率化と新しい
時代に飛躍する基盤づくりを図っています。
2000年に私たちが主宰する「すぐやろ工務店会」では
自然素材の「雨楽な家」を開発し、すでに
全国で1500棟以上も建築してきました。
このたび「雨楽な家」のHPをリニューアルしました。
お知らせいたします。
http://www.urac.ne.jp
  
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『孫にツレができまして』

「ねえ、ねえ。きょうはどこに行くの?」
「どうしようかなあ」
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ふたりで何やらコソコソ話。
言葉にならない2歳になったばかりの孫とツレ。
 
「よし決めた。いこっ」
二人は手をとって歩き始めました。 
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江坂公園でふと見たほほえましいシーン。
チビたちには相通じるものがあるんですね。
 
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生後8ヶ月頃の孫です。

『佑から祐へ。神宮の主役に期待したい』

大学野球日本一を争う熱き戦いは東洋大学の
22年ぶりの優勝で15日に幕を閉じた。
昨年は斉藤佑樹君の活躍で早稲田大学が優勝。
 
今年も仕事の合間をぬって球場にかけつけた。
目当ては明治大学の野村祐輔君だ。
ご存知野村君は昨年の甲子園で準優勝した広陵高のエース。
この日の登板はなかったが、ベンチ前に目を移すと
たくましくなった背番号23の野村君がいた。
その日の試合を見届け、その足でそそくさと大阪へ移動した。
  
明大は準決勝で東海大に大敗したが、悲願の日本一を
目指す野村君の今後に期待したい。
 
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『いにしえの匠の技が冴え』

日本三奇橋の一つである錦帯橋。
寄せ木細工のようにまっすぐな木を組み合わせて
精巧かつ頑強で幾何学模様のようだ。
  
しかし不落とうたわれても自然災害にはかなわない。
老朽化した錦帯橋の全面かけ替え工事は01年から3年を要した。
1950年のキジア台風による流失以来の大仕事であった。
  
200年住宅という言葉が先走りする折、当時その工事を仕切っていた
海老崎粂次さんの言葉を思い出した。
「ベニヤ板をペタペタ貼り付けるような仕事はいかん。
本物の家は100年以上もつんだ。匠の技と魂は
しっかり代々継承すべきだ」
海老崎棟梁の言葉はとてつもない重みがある。
  
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『だれにも天与の尊い道がある』

新幹線の新大阪駅あたりでふと見た電光掲示板のスーパー。
秋葉原のど真ん中での残虐な殺傷事件に驚かされた。
 
なぜ最近、若者は暴走するのだろうか?
 
人は他人と比べ悲観することがある。
自分で志したことに思案にあまる時もある。
人になぐさめや後押しを求めたくなることもある。
ささいなことで自暴自棄になってしまうこともある。
  
営業マンが心悩むとき、私は松下幸之助翁の言葉を
拝借して次のようにエールを送る。
 
人には自分だけの道がある。
広い道、狭い道、そしてのぼりもくだりもある。
しかし所詮はこの道しかないのである。
他人の道に心をうばわれても道は開かれない。
心を定め汗して懸命に歩けば必ず道は開かれる。
そして深い喜びが生まれる。
 
  
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懐かしくも美味な『寒干し大根』

飛騨に住む写真家、漆原元彦先生に
出会った時に『寒干し大根』の話をきかされた。
寒干し大根は現在では村おこしになっているが、
本来は保存食で煮物の材料として使われたらしい。
  
初冬に大根をきれいに洗って寸胴切りにする。
ゆでてわらに通して日当たりの良い軒下に吊るしておく。
夜の冷え込みで凍り、日中の日差しでとけ、また凍る。
この繰り返しで最後には
焼麩のように仕上がるという。
 
丹精こめて出荷される寒干し大根。
飛騨市の道の駅にも並んでいた。
 
 
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『雨を楽しもう』(雨楽です)

梅雨はうっとうしい。しかし視点を変えると楽しくなる。
 
雨が降ると空がきれいになる。空気もおいしくなる。
大気中の汚れが洗い流されるから。
雨が上がると山も草木も花もくっきりとよみがえる。
人も犬も何もかも元気になる。
雨の日は娘さんや子どもたちがよろこぶ。
傘やレインコート・雨靴でおしゃれができるから。
  
かなり昔の映画で、ジーン・ケリーが歌い踊る、
『雨に歌えば』を思い出した。
軽快にウキウキ心踊るシーン・・・・・雨は楽しいなあ。
 
『春雨じゃ、濡れて行こう』の月形半兵太も格好いいし。
そういえば南こうせつも雨の唄を歌っていたなあ。
“雨が空からふれば・・・・・・♪♪”
 
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