『沈まぬ太陽』

山崎豊子さん原作の長編小説「沈まぬ太陽」。
誰もが知るベストセラーでもあるが渡辺謙主演で
映画化が決定した。上映時間は3時間余りに及ぶらしい。
 
この小説は航空会社で会社と闘い続けた男を
描いたものであるが、今まで映画化が
不可能と言われ、何度も頓挫してきただけに
映画ファンの期待は大きいものがある。
 
ドラマの舞台は世界各国に広がるし
日航ジャンボ機墜落事故をどう扱うかも
興味のあるところである。JALの社員が絡む
ドキュメントだからJALの反発は必至となろう。
そんな背景から舞台ウラも白熱化されキャスティングも
楽しみなこの大作は来月からクランクインする。
 
今年5月からスタートしたブログ。
アッという間の1年だったが来年も正しい目と
行動力ですべての閉鎖感に風穴を開けたい。
We can change! よいお年を!
 
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『2009年問題』

トヨタショックにつづき世界のソニーも
16000人の人員削減を発表。
景気の悪化で、来年は今以上に『派遣切り』で
大量の失業者が出る可能性が大となった。
 
法改正で派遣期間が1年から3年に延長された
のが2006年。その期限切れが来年になること
から『2009年問題』と揶揄されているのである。
 
製造業の派遣労働者は24万人。
国も政治家も企業も全くアテにできない
時代に、日本はどうなる?考えると空恐ろしい。
お蔭さまで忙しくかけまわっているが、
仕事があるということは幸せである。
やらねばならないことは山積だ。
体調を整え前へ前へチャレンジしていきたい。
 
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『オバマは美しい』

アメリカの次期大統領はバラク・オバマ。
選挙戦では「change」「Yes! We can」の
合言葉を力強く叫ぶ熱狂的な黒人パワーが
さく裂した。そして彼らの感涙に咽ぶ姿が印象的だった。
 
オバマ効果で一躍、名を売ったのは福井県の小浜市。
平成8年の初冬のこと。小浜駅の改札を出てきた年輩の
ご婦人が煙草の吸殻に気付き、さり気なくゴミ箱に
捨てました。そして何事もなかったように立ち去りました。
さらに、その様子を見ていたキヨスクの店員さんが
チリトリとホウキをもって飛び出してきて
『ゴミは落ちていないか』入念にチェックしていました。
私は傍らで、その光景を目にして感動しました。
改札を見上げると『ゴミのない№1の小浜駅』の
看板が掲げられていました。 
 
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『ほうける』

酒の席で突然、友人の名を尋ねられた。ウーン?
思い出せない。3分後、やっと・・・・・。
これは酒のせいではないぞ。
今回はとてもショックだった。認知症?年のせい?
 
認知症とは記憶や判断力などの障害で
脳の神経細胞が死滅することが原因らしい。
老化ならあきらめもつく。しかし認知症だとしたら・・・・・。
 
そこで認知症の危険度チェックをしてみたが
アンケート結果は問題なしであった。
認知症を防ぐ唯一の予防法は
「ほうける」ことを楽しめばいいらしい。
「ほうける」とは耄けると書く。知覚が鈍くなることである。
演技でもいい、一丁ほうけてみるか。
 
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『寝て花やろ』

『人は寝ているあいだも空気を吸っている』
これは空調メーカー・ダイキン工業の広告コピーだ。
『普段は意識していない空気。でもあらためて
考えてみると、空気は寝ているときさえ
吸い続けている大切なもの』とつづく。
 
窓を開け、自宅のベッドルームを模様替えしてみる。
人生の1/3は寝ているのだからいい空気を吸おう。
『寝て花やろ』 江戸時代の成語で楽しい夢を見るの意。
 
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 寝る子は育つ、孫をパチリ!
 

『まっ、いいか!』

「えっ、引っ込み思案のあの人が保険の営業を?」
高校時代の友人が不思議がるその人は
太陽生命保険の川上文子さん。(写真右側)
苦難を乗り越え仲間の共感を得て、トップセールス
ウーマンに登りつめた心優しき女性で、
今や21名の支部員を擁する支部長である。
 
先月に上梓した本に登場してもらい、仲間内のささやかな
出版祝いと相成った。川上さんはすごい聞き上手。
その夜は酒の勢いも手伝ってか、女性3人にノセられ、
ウンチクが過ぎてしまった。少し後悔。
『まっ、いいか!たまには』千鳥足で終電で帰途に着いた。
 
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『想いを伝えること』

一昔前は『楽天かわら版』と『電伝夢誌』を。
今は『urac』と『紹介かわら版』。
弊社は15年間ずっと2種類の情報誌を
発行している。これは凄いことだと思う。
広報部の4人のスタッフが構成デザインし、
たまに取材し、イラストや写真を使って手づくりする。
私も毎回執筆するが、よく続けるものだと
我ながら感心する思いだ。
  
情報誌だけでなく雑誌の連載やブログ、それに
新聞の寄稿依頼にも素直(?)に対応している。
さあ、机をきれいに片付けて、筆を執ろう。
 
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リックが制作する情報誌

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雑誌(ザッツ営業・日本実業出版社)
 

『心安まる場所』

東京で一見の人と待ち合わせをするのは
JR東京駅地下1Fの「銀の鈴」だ。
巨大な「鈴」が目印なのでわかりやすい。
しかしここも約1年前に商業施設が周辺に新設され、
今ではかなりの賑わいを呈している。
 
心配そうに何度も時計を気にするビジネスマンがいる。
同窓生らしき年配の人たちの歓喜の声も聞こえてくる。
久しぶりの対面だろうか。涙ぐむ人もいる。
 
つかの間の人間模様がのぞける『銀の鈴』は
私にとって心のオアシスのひとつである。
 
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『ヤだね』

麻生自民党の給付金での追加経済対策。
迷走したまま何も具体化しないままだ。
こんな施策で消費マインドが刺激されるとマジに
考えたのか?結局は思いつきで墓穴を掘ってしまったのだが、
場当たり的で無責任な無能さに唖然としてしまう。
     
積水ハウス時代にお世話になった女性(80歳)が
相続税対策で相談に来られた。そして昔話に花が咲いた。
 
「60年前は汗した分だけ必ず、見返りがあったのよ。
すべてお任せね」帰り際にそう言われた。
高齢ながらかくしゃくとした姿に元気をもらった。
  
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ウマイッショ。描いたのは中村祐子。
                         (弊社・広報部所属)