『夢の「聖地」完成』

カープ風雲録外伝が100回の連載を終えた。
日刊スポーツでの記事で、歴史を彩った男たちの
中に野球未経験者がいたことに驚かされた。
高校時代は陸上部に所属し、その昔
員数合わせのためカープに入団したという。
今では到底考えられないことだ。
 
広島カープが誕生して60年目を迎える。
3月28日、新球場が完成。
この球場は総天然芝のグランドを備えている。
今年こそ優勝を期待したい。

   

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『神のイチ撃、連覇達成』

侍ジャパンがWBCで勝利した。
「また一つ壁を越えました」と無邪気に笑う。
イチローの言葉は勇気づけるものだった。
 
イチローの言動には必ず意味がある。
「普段と変わらない自分でいることが僕の支え」
なんて格好いいセリフなんだろう。
 
不振を脱出するためイチローが心掛けたこと。
それは「いつもの空気を作る」ことだったという。
試合前にカレーを食べ打席に入る時は
本拠地の公式戦の曲をリクエストするのだ。
 
アッパレ、イチロー。君はやはり凄かった。
 
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『残心余情』

人の心は気まぐれ、素直?
とても扱いにくいモノだ。
女心は秋の空らしい?
男のそれも読むのはむつかしい。
 
感動を呼ぶのは残心余情。
パソコン全盛の時代に筆文字がいい。
 
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『ひらめき脳』

最近やたら『脳』に関する本が目につく。
そこで一冊。『ひらめき脳』(新潮新書)は
茂木健一郎さんの力作である。
彼は、脳の前頭葉の「やる気」と側頭葉の
「記憶の集積」がうまく結びつくと
ひらめきが生まれると解説している。
 
私の脳の鍛錬法は「WH戦法」。
Why(なぜ)、How(どうしたら)と絶えず
考え続けると、突然ひらめきが起きることがある。
ど忘れしていたことをあるとき、ふと
思い出すのと「ひらめく」ことはよく似ている。
 
頭が疲れ切っていても眠ると
「ひらめき力」は回復するらしい。
私の「ひらめく」時間帯は早朝の散歩するときだ。
どんな人も脳は鍛えられるのだから
気力を充実させてしっかり考えることを
習慣化してみたらどうだろう。
脳の活性化こそ若さを保つ秘訣である。
 
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「ひらめきの達人」ハイポーズ
 

『また逢う日まで』

「しばらく旅に出ます」一通のハガキが
届いたのは1月末のことだった。

東京・恵比寿 三越の1角に店構えを
していた『ニブリック』がついに閉店した。
『ニブリック』は日本のファッションの
パイオニア石津祥介さんが、こだわる
中年紳士たちのために立ち上げた
ブランドなのだ。淋しい限りである。

「男の服装を年によって区別するのは古臭い」
「お爺ちゃんと孫のペアルックは楽しいよ」
石津さんの語りで印象に残る言葉だ。
近い将来の復活に期待したい。
  
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    赤の似合う年頃です。