『虎が涙雨』って知ってますか?
一説によると、曽我兄弟の兄、十郎の愛妾の
虎御前が恋人の死を悲しんで梅雨時に
流す涙雨のことらしい。
そんなロマンチックなことより
私のこの時期の苦い思い出は
高校時代の洪水のような野球グランド。
夏の大会前の梅雨時はいつも長雨で
イライラし、空を見上げてため息をつくばかり。
やがて梅雨が明け、入道雲を見ると
やたら元気になる自分がいた。
一気にパワー全開。今年も「夏よ早く来い」だ。
♪雨、あめ、降れ降れもっと降れ♪
誰かの唄ではあるまいが、半端な雨はもういい。
月: 2009年6月
『あじさい』
『百薬の長』
最近、気合が入りすぎてキレることがある。
年甲斐もなく?!
真剣勝負をしているせいかもしれない。
77歳の作家・吉武輝子さんの話に改心した。
「若い後輩に優しく接し、そのうえで、
キレるときは『見事にキレること』」
そんな高齢者に私はなりたい。
歳を重ねればより自分らしく生きたい。
103歳で往生すると宣言して
仲間の失笑を買ったが、いたって本気だ。
「今日はうまい酒でも・・・・・・」
酒は百薬の長、たまにはいいだろう。