今度完結した映画「釣りバカ日誌」を観た。
これまでの22作同様、浜ちゃんの
ブラックユーモアと裸踊りに魅了された。
スーさんの臨死体験シーンやセクシーな
三途ガールズの乱舞などの奇抜な
企画は最終回ならではのものだ。
昨日はゆっくりと広島でくつろいだ。
「NHKニュース」「サンプロ」「たかじん委員会」
「釣りバカ」それに「ものまねグランプリ」。
指折り数えるとその日は10時間も
テレビと映画に釘づけだった。
年末年始は読書三昧と決め込んでいる。
新たな気持で、来年も琢磨したい。
月: 2009年12月
『懐かしのあの時代を』
姉ちゃんがお嫁にいくらしい。
姉ちゃんの上気した声が
ふすまの向こうから聞こえてくる。
柱時計がボーンボーンと10回鳴り響く。
裸電球の下で、父ちゃんと母ちゃんが
くっつくようにしてひそひそ話。
「なんの話?」と、近づいていくと
「お前はこんでええ」とやんわり遠ざけられる。
仕方がないので、教科書を広げて勉強のふり。
だけど気になって集中できない。
柱時計がボーンボーンと11回鳴り響く。
だんだん眠気がやってくる。
ふすまの向こうの姉ちゃんの
話し声がだんだん遠くなっていく。
この文言は弊社の広報部が作成した
「雨楽ものがたり」の12作のひとつだ。
チックタック、チックタック。
時を刻む古時計。
この一定のリズムがとても心地いい。
古時計を探しに町に出てみた。
『日曜の楽しみ』
松山出身(千舟町1丁目)の僕にとって
日曜午後8時はたまらない。
NHKドラマ「坂の上の雲」で故郷が
タイムスリップできるからだ。
秋山父子が大街道で出会うシーン。
この商店街は高校の時、毎日通ったところ。
高浜虚子や眞之が泳いだお囲い池。
小学生の6年間、道草を食った池だ。
実家近くにある秋山兄弟の生家もなつかしい。
この作品は過酷な戦争を生き抜いた
諸先輩の心の葛藤を描いた長編ドラマだ。
彼らの心情に触れて、僕も刺激を受けたい。
そして坂の上の青い天に白い雲が
輝いているなら、まっすぐに昇っていきたい。
『中国が面白い』
先日、中国から要人が弊社を訪れ歓談した。
建材会社の社長のご紹介であるが
彼女は1700人の社員を率いる辣腕な経営者だ。
『不可能を可能にするのが中国人』
将来をにらんで戸建住宅事業を展開したいとのこと。
そんな縁で昨日、設計スタッフ2名が
大連へ視察に飛び立った。
時速420kmのリニアモーターカー。
急ピッチで工事が進む上海万博会場。
昨年、訪中した僕は、すべてのことに圧倒され
中国がやがて世界を席巻する日が来ると予感した。
実は中国語版で翻訳された私の著書が
科学出版社(北京)より出版されている。
住宅セールスのコツを紹介した本だ。
タイトルは
『 qing song shou lou 』と読む。
『お墨付きが倒壊?』
政府のキモ入りで200年住宅として
普及が画策されている「長期優良住宅」が
耐震実験で倒壊した。その生々しい写真を
見てほしい。その横には倒壊を想定していた
建物が何食わぬ顔して残っている。
旧建設省が1988年にスタートした
「センチュリーハウジングシステム」は
100年住宅として旗揚げした。
しかし今年3月廃止。年間認定数は565戸。
1996年のプラスYOU住宅も多額な
国費をつぎ込んだが消滅。
消費者(建主)の支持が得られなければ
国策も何もあったものではない。
「長期優良住宅」も補助金カット?最悪廃止。
悪い予感が当たらなければいいが…。