『21世紀枠に負けたのは末代までの恥』
『死にたい』『腹を切りたい』
これは向陽に惜敗した秋の中国王者、
開星高校の監督の試合後の談話である。
今、衝撃の発言が問題視されている。しかし
そんなに勝負に懸命になることはなかろう。
敗れてサバサバ、『次があるさ』なんて
選手は気持を切り替えているのだから。
「女子トイレ盗撮で逮捕」された開星の教師。
今朝の新聞に取り沙汰されていた。
甲子園に応援に出たスキを狙って
仕掛けたらしい。笑ってしまった。
教育って何だろう。……?……?
懸命にひたすら白球を追う球児の
気持を踏みにじる暴言やハレンチ行為は
言語道断。みっともない。大人気ない。
今年も広陵が苦しみながら初戦突破。
『一人一役、全員主役』。全員が心をひとつにして
甲子園に宿る魂を見つけて欲しい。
月: 2010年3月
『移り変わる季節の中で』
三寒四温。春を迎える季節感を
東京・原宿の街で予感した。
名古屋では雨に降られた。
しかし仕事先への車中から水滴たっぷりの
あじさいを目にし、学校帰りの子どもが
雨遊びする姿になぜかホッとした。
夕方になると、雨上がり後の山間部の
爽やかな空気で元気になれる。
大阪で打合せを終え小降りになった雨に安堵し
11日に帰広した広島の山間部の一面の
雪化粧に驚いた。全国を飛びまわると
おかげで体も慣れっこになったみたいだ。
この2年間、風邪とも無縁だ。
養生!養生!体が資本に変わりはない。
『ブームの後で』
仕事を終え、道後温泉で一息つく。
あふれるばかりの熱めのお湯の中に
胸までつかる・と気持イ~。最高!
体の芯まで温まるのを待って湯船を出た。
大きな鏡の前に立つと体が
赤くほてっているのがわかる。
ここ松山も外国人観光客が目につく。
市長が率先して台湾などに着目し
誘客を図っているとのこと。
離島活性化の一環である
「松山島博覧会」も企画されていた。
「ドラマ」「外国人」「島」の3点セットで
観光振興に力を注いでいるが
一過性のもので終わらぬよう、祈りたい。
『AVATAR』
全国のシアターは行列の波、波…波。
やっとチケットを予約し「アバター」を観た。
15年も前に脚本を書き始めたという
J・キャメロン。彼の大作「タイタニック」を
早くも興行収入で大幅更新し全世界で
ツイッターによるクチコミも凄いらしい。
感想は?映像大革新を肌で痛感した。
異様に美しい植物、頑強な肉食飛行動物、
聖なる木の精、空中に浮いている山、
幻想美と生命力を描いたこの作品に
唖然としたのは僕だけではないだろう。
SFX(特殊効果)や奥行き感のある
3Dは、これからの映像の世界の
先駆けになることは確実だ。
人のクリエイティブな力に、勇気をもらった。