売り込まず、説得せず、自慢することなく
自然体で心と心の通った仲間たちと
家づくりに努めたい。これは誰もが願うこと。
「こんな家だったら建ててみたい」と
人が集まる。これこそ僕たちの理想。
四国・松山で「雨楽な家」と「羊の家」の
モデルハウスが6月11日グランドオープンする。
愛媛新聞の15段広告も入稿完了。
工務店ネットワークに力を注ぎたい。
愛媛新聞の広告
月: 2011年5月
『気分を変えて』
五月晴れの日に、市電にゆられて広島市街地へ。
基町の城郭に足を運び、原爆ドームへ。
途中、街路のミヤマキリシマがきれいだった。
ひろしま美術館から足早に旧市民球場へ。
球史を刻んだ器が解体されていた。
2年後には緑地広場に衣替えする。楽しみだ。
夜はマツダスタジアムでジャイアンツ戦を観戦。
先週末は確と気分転換できた。たまにはいいもんだ。
『木造建築物』
久万美術館と久万中学校を訪れた。
この地は地元材の良さを活かした
公共施設の木造化が活発で学校校舎や
体育館・武道場が目白押しである。
それらは山間部の景観にマッチした
デザインで、職人の匠の技を駆使し
随所に在来工法の粋を見せている。
町で唯一、生徒数100名を超える久万中学は
「東京ラブストーリー」のロケ現場で有名だ。
平成9年に総額20億で建て替えられていた。
相合傘が彫られたリカとカンチの柱は
「ふるさと展示村」に展示されているらしい。
平日で授業中にもかかわらず
職員さんが校内を案内してくれた。
感激・感謝の1日だった。
『林業活性化プロジェクト』
「雨楽な家・町家」を商品化して4年。
構造材は高知県嶺北地域の
「SGEC(エスジェック)森林認証材」を採用。
「SGEC森林認証」とは森林が適正に
管理されていることを第三者が認証したもの。
当時は「木材を使うことは山と水を守ること」を
合言葉に山を歩き、原木市場、製材工場、
プレカット工場を見学した。
このたび道後平にオープンした松山の
「雨楽な家」モデルハウスは愛媛と高知の県境の
久万高原町で育てられた木材を採用。
ここ久万は僕の亡き父の出生地近くに位置する。
これも何かの縁。久万広域森林組合へ出向き
良質な桧・杉材の出荷協力をお願いした。