会員30社を擁する「すぐやろ工務店会・中部」。
エリア内に独自の単独展示場が
9か所、リック住宅プラザと工事中を含めると
今夏には14棟の住宅展示場が点在する。
営業の苦手な工務店の展示場を活用した営業。
僕の描いていた「工務店必勝」パターンである。
先日、総合展示場にオープンする上棟現場を視察した。
福岡でもプレハブメーカーが建ち並ぶ
総展に今夏オープンするモデルハウスの
設計・デザインに着手した。
「雨楽な家」を開発して11年。
新しい時代の新しい展開が面白くなる。
月: 2012年2月
『素材革命』
工場の壁とのすきまは5mm。
その断熱工事を請負ったのは日進産業の石子社長。
残念ながら施す策はなかった。24年も前の話だ。
外断熱を提案した専門家がいたが予算が莫大。
施工をあきらめかけたが1枚のチラシから
ヒントを得て塗装による断熱を研究した。
2006年宇宙航空研究開発機構(JAXA)から
ライセンスを取得しロケットの先端を高温から
守る断熱材の技術を基に改良を重ね
誕生したのが断熱塗材の『ガイナ』である。
特殊セラミックで構成された塗るだけで
断熱・遮熱・結露防止・防音・防汚・空気質改善など
15に及ぶ機能を発揮する「スグレモノ」だ。
塗膜の薄い塗厚0.4mmの断熱塗料。
過去の常識を打ち破った素材として
節電、省エネの時代に耳目を集めるだろう。
『めんそーれ沖縄』
仕事と休養を兼ね沖縄へ。
この時期でも24℃の温暖に恵まれ
プロ野球の10球団が汗していた。
定番の観光を終え「ひめゆりの塔」を訪れた。
敗戦濃い戦場にくり出された学徒たちが
耳にした突然の「解散命令」。
激しい砲爆撃の続く最中で
残酷だったにちがいない。
絶望し自ら命を絶った若者たち。
夢見る年頃のごく普通の楽しいはずの青春。
それを戦時色に塗りかえた悲惨な「戦争と教育」。
今日日、「不況だ」「電気不足だ」「政治不信」なんて
言ってられるか。自分をしっかり鼓舞してみた。
戦争の恐ろしさを痛感し心洗われた4日間。
今日からの元気の源にしたい。