12月1日に中経出版より新刊が
出版される。今回の本は小説風に仕上げた。
漫画本がベストセラーになったり
中国の出版社からの依頼で
翻訳本を手掛けたこともある。
拙書を原作にしてテレビ番組のシナリオも書いた。
研修や講演のオファーもある。
僕にとって本を上梓することは
とても都合がいい。ありがたい。
おかげさまで30冊目。
読者の方に深謝したい。
執筆意欲が甦った今、
新しいジャンルにチャレンジしたい。
月: 2012年11月
『何とかしてよ』
「近いうち」でノラリクラリ。
そして大義なき電撃解散し
TPPを踏み絵に党内分裂を誘う。
側近を残し野党転落を覚悟で連立政権を
狙う野田首相はしたたかだ。
「一緒にやろう」「ツーレイト」この問答は
ハシゴを外された亀ちゃんの勝ち。
そして一夜にして婚約破棄(?)された
河村市長。「トホホ…」は気の毒。
橋下徹に期待したのは自力突破。
政策の一致は後回しなんてありえない。
党首討論でかすんでいた小沢一郎。
今や彼の「沈黙」は不気味でも何でもない。
総選挙で決着がつく日も近い。
景気がいいとはお金まわりがいいこと。
安倍さんの金融緩和策は大賛成デース。
大センダンの木(高松で)
『東京駅』
未来に受け継がれる美しい赤れんがの東京駅。
創建当時の姿に甦った駅舎を訪れた。
全長335m、高度な技術で復元され
100年の汚れた重厚な外壁は
薬品を使わず、洗浄したらしい。
ファサード装飾の擬石が、白とベージュの
パッチワークになっており、通る人の目を引く。
ドーム天井には鉄道の車輪や動物の
装飾が施されていた。
何もかもが一見の価値ありだ。
ステーションホテルも素晴らしいらしい。
いつか近いうちにじっくりと…。
『何だったんだ!』
独断発表からわずか5日。3大学を
一転認可したルール無用の田中眞紀子大臣。
石原氏を「格好悪い暴走老人」と吠えたが…。
ズバッと発言してマスコミの関心を引き
問題提起を評価されるのを狙う彼女、
信念がないから反発されると
すぐ手のヒラを返してしまう。
結局、彼女は大学をどうするかは
どうでもよかった?のだろう。
「一石を投じたかった。最後のカードは
自分が握っておきたかった」なんて、
良心の呵責なんてかけらもない。
誰も彼も墓穴を掘る大臣の任命責任を
首相に今更問うても仕方あるまい。
2012年11月8日 朝日新聞(朝刊)より