「ジェネリック家具ってご存知ですか」
???
「ジェネリック医薬品は?」
「知ってるよ、特許が切れた薬を安く
買える薬のことだよね」
「そうそう、それと同じで意匠権のない
名作家具のこと。お手頃な家具だよ」
意匠権は20年で登録期間が終了するが
著名デザイナーのソファや椅子が
超破格値で手に入る時代となった。
たとえば、ル・コルビジェがデザインした
3人掛けソファ(カッシーナ社・120万円)が
リグナ(東京)では20万円台らしい。
一見の価値ありだと思う。
コルビジェの代表作 黒のレザー3人掛けソファ
リグナ東京 HPより
月: 2013年8月
『道楽ではない』
本を1冊上梓すれば原稿文字数は6万字。
20分の映像番組のシナリオの
執筆文字数は1万字である。
ということは、2時間番組で
本1冊分を収録したことになる。
今、僕は機を見て原稿を書き
住宅業界に特化したDVDを制作中だ。
オープニングの曲は弊社の社員が
バンド仲間とレコーディングしたものだ。
ノリのいい曲で彼の才能に驚かされた。
全国の著名人が収録に協力してくれる。
とてもありがたい。僕の想いは
「お役立ちノウハウ」を世に残すこと。
意を決してコツコツやり続けたい。
『大卒ニートが3万人の現実』
教員志望の学生たち176人が
ボランティアで授業をネットで流している。
創設者は東大3年生、花房孟胤氏。
地理的なことや経済的理由で
予備校に通えない生徒に大好評らしい。
この米国発のアイデアは大学のあり方
そのものを変えてしまうのではないか。
文部科学省の発表によると
今春卒業した大学生は56万人。
そのうち非正規労働者など安定的な
職に就いていない人は約12.8万人。
なんと23%もいる。そのうち3万人はニート。
「道徳教育」もいいが、国は若者が置かれた
厳しい現実を直視すべきだと思う。
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『羽根のない扇風機』
「どこから風がでるの?」
孫たちが不思議がる羽根のない扇風機。
ダイソンのエアマルチプライアーは
安全で手入れもしやすい。デザインもいい。
羽根による風はどうしてもムラがある。
しかしこの商品は周辺の空気を巻き込み
気流を増幅させる独自技術で誕生した。
僕には今だ「風が出る」しくみがわからない。
「問題解決」をコンセプトとする
ダイソンの商品の研究開発は
こうあるべきだと決めつけないらしい。
「人を涼ませるのが扇風機」と定義するなら
必ずしも羽根は必要でなかったらしい。
「必ずしも…」の発想を参考にして
住宅の商品開発にも視点を変えてみたい。