広島県春季高校野球県大会を観戦した。
勝ち上がったのは広陵と広島工。
夏の甲子園を目指しての前哨戦は
見応えがある。新戦力も楽しみだ。
広陵は将来性ある3人の1年生投手が
登板し若い力の台頭が話題となった。
梅雨をはさんで本番まで2か月。
今夏の広島は本命なし、ケガをせず
青春を球魂こめて燃やしてほしい。
月: 2014年4月
『梯子を外される?』
日本は少子高齢化が進み
65歳以上が総人口の25%を超えた。
それなのに高齢者施設への
訪問診療報酬が大幅に引き下げられた。
1日に「同一の建物」で複数の患者を訪問診療すると
従来5万円の診療報酬が1万2千円に
改定された。3/4のカットである。
厚労省は療養病床を大幅削減し
老人ホームを総量規制し
在宅介護を推進してきた。なのにこの仕打ち。
知人の医者が嘆いていた。
ヘルパーや介護人の待遇も改善されない。
財源不足でも高齢者の予算は削ってはいけない。
老後の不安がますます募る時代となった。
『リヤドロの魅力』
ツレがリヤドロの陶器人形を買ってきた。
衝動買いではないらしい。
この雛人形親王飾りはリヤドロの
60周年モデルで限定制作数3500点の
リミテッドエディション作品。
証明書付きだ。ロゴマークもいい。
作品を収めるケースもしっかりしている。
それにしても美しい顔だ。見飽きることはない。
リヤドロは1950年にリヤドロ三兄弟が
スペインで小さな窯を築き、50年後に
短期間で世界ブランドとなった。
来年の雛祭りはリビングの
キュビオスにたくさんの人形が立ち並ぶ。
これも春の訪れの楽しみだ。
『球春たけなわ』
甲子園の選抜高校野球は「龍谷大平安」が
大会最多38度目の出場で初Vを果たした。
今大会は目玉となるプレーヤーや
投打に他校を圧倒するチームはなく少し寂しかった。
でも、たくましい精神力の球児をたたえたい。
プロ野球も開幕。巨人打線がすごい。
チーム打率.401は驚異的だ。
カープも九里、大瀬良と若手の活躍で好調。
不調の堂林はオープン戦の後半は
10打席9三振。開幕先発も3三振。
しかし昨夜の今季初ヒットがサヨナラ弾。
やはり彼は何かをもっているし、華がある。
「僕に不調とかはない」この言葉に期待したい。
中国新聞 2014年4月3日朝刊より