『ジジイが最高』

主要キャストの平均年齢は73歳。
昨日、GW興行の中で最も注目度の高い
映画「龍三と七人の子分たち」を観た。
超満員でチケットが買えず夜の部へ。

映画の内容は全員が引退したヤクザの役で
ひょんなことから自分たちの居場所を
見つけるため組を再結成するというもの。
今時の詐欺集団を相手に世直しに奔走する
老齢ヤクザのコメディタッチの作品だ。

北野作品は笑いとペーソスが混在している。
実に面白い。そして何だか切ない。
「金なし、怖いものなし、ジジイが最高」
前批判にそぐわず、主演の藤竜也や
近藤正臣、中尾彬がいい味を出していた。
リリシズムにあふれた北野作品に
拍手を送りたい。ジジイ、ケッパレ。

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映画「龍三と七人の子分たち」公式サイトより

『日本の今と昔』

「日本の今と昔」のデータを更新した。
人口・住宅着工戸数・空家率・平均寿命・高齢者人口や物価水準
為替相場それに生涯賃金・年金・退職金・老後の生活費など…。
そんな中で日本の国力の低下が目立つ。
20年前と比べ税収もGDPもダウン、
借金は3倍に増え実質収入も伸びていない。
社会保障問題は最大の壁だ。
1020兆円を超える国と地方の借金を抱え
保険料で年金や医療費が賄えない状態。
借金依存体質の日本で長生きすればするほど
苦しくなる家計。健康で長く働き収入を得なければ
悲惨な老後を迎えるのは確実だ。消費増税止むなし。
健康第一でいきたい。

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『切手ブーム』

幼少の頃のブームは三角ベース(野球)と
切手の蒐集。昔の切手「月に雁」や「見返り美人」が
欲しくてせっせと貯金していた。

当時は欲しい切手が手が届かなくて
希少価値だった。しかし友だちと見せ合って
悦に入っていたのを覚えている。

「月に雁」は平成のはじめはショップで
2万円の値をつけていたが今は
4000~7000円ぐらいらしい。

「コレ返しておくよ」帰松したときに
友人から昔の切手帖を返してもらった。
自宅でアルバムを整理していたときに
見つかったらしい。その切手帖の裏表紙に
「1-4 丸山」と書いてある。なつかしい。

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『姫路城』

世界文化遺産の姫路城がグランドオープンした。
1日の入場制限は15,000人。
平日でも行列ができていて、大混雑していた。
駅から研修会場へタクシーに乗ると口達者な運転手から
職人の口伝を聞いた。とても詳しいのに驚いた。
屋根の瓦をすべてふき替え、その数4万枚らしい。
遠目から屋根が白く見えるのは瓦と瓦の
継ぎ目に施した漆喰のせいらしい。
「あためんどいことやってがんよう造ってるがな」
播州弁?親切な人だった。
研修を終え、姫路駅前を散策。今回は見学できなかった
四つの国宝天守をゆっくりと見てみたい。

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『センバツの偉業』

北陸勢初優勝をもたらした敦賀気比。
敗れたものの北海道勢、初のセンバツ制覇を
目指した東海大四。この決戦は2日連続の
ラッキーボーイ・松本君の神懸り的な
ホームランで決着した。背番号「17」の
ミラクル男が「北陸の夢」をたぐり寄せたのは立派。
かつては「高校弱小地区」といわれた
雪国高校のハンディを乗り越えた
両校の偉業に拍手を送りたい。
逆に、中国・九州地区計7校の野球どころが
すべて初戦敗退したのは残念。
これも時代の流れか。
「好況よし、不況なおよし」の
松下幸之助翁の「逆境に克つ」
言葉を想い浮かべた。

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福井新聞ONLINE 2015年4月1日より

『もう4月です』

あっという間にいろいろなことがあった。
冬の冷たい河川敷で命を落とした
上村君のニュース、これは日本中に
暗い影を落とした。この事件は
「弱い者いじめは弱者の手法」の最たるもの。
どうする日本の子育てと教育問題。
少年犯罪と向き合うとき、表層ばかりの
議論は意味がないしもう聞き飽きた。

大塚家具のお家騒動。「ここまでやるか」が
正直な話。業績悪化、配当倍増負担、
社内不安、そして父・勝久氏の逆襲。
暗闘が続くなかファンドの餌食にならなければいいが。

27日の「報道ステーション」の古賀氏と
古館キャスターの醜態バトル。
僕も生放送を見ていたがメディアは
古賀氏を無軌道発言だと批判している。
しかし「裏話は出さない」という業界の掟破りをした
彼の勇気ある発言に拍手を送りたい。

イスラム国やテロ問題、日米が泡を食った
A I I B設立の駆け引き、次は何が出てくるかな?
春の珍事は?日本の経済、国民の生活は?
今さらながら、少々のことで驚くことは
なくなったが鈍感にだけはなりたくない。

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