『上梓すること』

僕は物書きではない。それが生業でもない。
正直言って書くことが好きでもない。
才能があるわけでもない。それでも
単行本を32冊、専門書も併せると
44冊も上梓できた。

たまに「ゴーストライターがいるの?」とか
「自費出版?」と尋ねられるが、そんなことはない。

処女作は「セールスほど面白い仕事はない」。
取材を受けたライターとのご縁だった。

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中国の科学出版社からのオファーで
翻訳本も中国の書店に並んだ。

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「小説を書いてみたら?」とおだてられ
一気に書き下ろしたのが
「口ベタで不器用な僕がトップ営業マンになれた理由」。

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「どうしたら本が出版できますか?」
最近、よく相談を受ける。しかし今は出版不況。
版元に紹介しても企画書で×となることもある。

僕が本を世に出すのは自己主張。
住宅業界や営業マンに、一石を投じたい
という衝動に駆られてのもの。
近々、予定の新刊をお伝えしたい。

『どうなってるの?金融政策』

1月29日、日銀初の「マイナス金利」発動。
何だこの政策は!
今までは銀行は日銀に預金すると
預金量に応じて0.1%の金利をもらえたのに
2月16日からは金利を払って
日銀に預金することになる。

この件は日銀が物価の押し上げを目指したもの。
これも景気浮上のための金融緩和。
銀行は日銀から預金を引き出して
企業や個人に貸し出す?
そして「金回り」が良くなって景気が上向く?
そんなことはない。
今の時代、借金をして設備投資する
企業なんてほんの一握り。

銀行は逆ザヤで八方ふさがりで経営を圧迫され
生保は運用難、怪しくなった円安、株高効果。
住宅ローンの金利低下も一過性のもの。
期待された黒田日銀総裁。
もう打つ手がないのか?青息吐息だ。

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