『荒療治』

GDPは世界3位なのに一人当たりの「生産性」は39位。
日本のレベルは先進国で最低レベルに下がってしまった。
アベノミクスは4年近く発動しても効き目がない。
戦後日本の高度成長は総人口が急増したことが大きな要因。
今や、少子高齢化がドンドン進行し人口の大幅減が確実な日本。
もう「好景気」なんて死語になるのか?

営業研修時にこんな質問が出た。
「昔は住宅ローンが7~9%の高金利だったのに
着工戸数が190万戸。金利が1%前後の現在は
90万戸。なぜですか?」
「景気の差だよ。1960年に当時の池田勇人首相が
『所得倍増計画』を打ち出し、これが大ヒット。
10年間で所得の倍増を約束したのだから
少々金利が高くても借金して家を建てるよね」
それが現実化し好景気で賑わった。

今、所得倍増論を打ち出したらどうだろうか?
消費低迷を打破するには
これぐらいの荒療治が必要かもしれない。

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出典:ironna.なぜ「高度成長」の考察が重要なのか

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『ロールプレイング』

最近の研修にはロープレの導入が多くなった。
ロープレとは役割演習のことである。
応酬話法の修得が目的で、テーマを設定し
商談シナリオを組み立て、実践。
ロープレは決して模擬ではなく
訓練は常に「真剣勝負」。
「学び合う」「教え合う」風土づくりにも
ロープレは欠かせない。
知識武装しわかりやすく伝える技術を磨くには
ロープレが最適。最近はロープレ名人にも
出会うことが多くなったが、彼らの日頃の努力に
拍手を送りたい。恥をかき、悔しさを実感し
成長する営業マン。訓練の方法は
昔も今も変わらない。「うまくなりたい」という
気持ちがあればそれだけで大丈夫。
ロープレで自信をつければ、人は変わる。
ロープレをやろう。徹底的にやろう。

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