『松下幸之助歴史館』

今から20年前、当時の松下電工のコンサルを受託していたころのこと。
ブルーの制服を着て松下カラー一色の門真市を訪れていた。
驚かされたことはご縁ができた初日に、幸之助翁の考え方を
肉声と映像で見せつけられた(?)ことだ。

「良い品をよりお求めやすい価格で」
「こんなクーラーが安くできたら、世の中の人は喜ぶやろな」
「故障のない理想のラジオを作りたい」
「素直な心と情熱で感動を与える」
「悩むのも仕事、運に順応する」
「60%の可能性があれば」
「人間の本質はダイヤモンド」

何の変哲もない言葉だが、一言一句に感動を覚えた。
そして「あなたも仲間ですよ」と私に同じ目線で
直接話しかけてこられた錯覚に陥った。
時代は変わり、今は「世界のパナソニック」。
また新しいご縁をいただいた。
しっかり学ばせていただきたい。

自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあるだろう
しかし 心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びもそこから生まれてくる

この幸之助翁の名言「道」は
一番勇気を与えてくれる。
肝に銘じておきたい。

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『強いカープ、期待のカープ』

少々リードされても選手は諦めない。
ファンは席を立たない。圧倒的な
逆転劇がそれらを物語っている。
カープがセ・リーグを連覇した。
今年は主力がリタイアしても控えが
活躍。選手層の厚さが際立った。

首脳陣と選手とファンが支え合う市民球団、カープ。
そんな中でも外様の石井琢朗打撃コーチの力は
見逃せない。就任2年目でチーム打率274はダントツ。
自身の野球観「球に食らいつくスイング」を選手に
注ぎ込み屈指の打撃陣を作り上げた。キャンプでは
打撃の基本を重視。1日1000スイングを課した。
「夢の中での素振りもカウントしていい」という指示は
「寝ていても打撃のことを考えてほしい」との思いがあったという。
何事もプロは徹底することを忘れてはならない。
若手が鍛えられチームが活性化する。
ファンにも期待されるチームであってほしい。

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中国新聞 2017・9・19 朝刊 より

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『木育おもちゃフェスタ』

子どもたちや子育て中の方との
出会いの交流の場を展開する
「子育て支援ステーション・ニッセ」。
子どもたちの健やかな成長を願い
2015年3月に設立された。
千葉市の京成電鉄・千葉寺駅前に位置し
その建物は桧の柱と床、杉の梁、漆喰の壁で造作された
弊社が設計した「雨楽な家」である。

この建物とニッセの活動は
2015年に「ウッドデザイン賞」を受賞している。
ウッドデザイン賞とは「木」に関するあらゆる
モノ、コトを対象に暮らしを豊かにする
人を健やかにする、社会を豊かにするという
3つの視点からデザイン性が優れた
製品、取り組み等に対して贈られる賞。

このたびニッセの中村代表より
「木育おもちゃフェスタ」を開催した旨の
活動報告の手紙をいただいた。
世界各地から質の高い木のおもちゃを
たくさん取り寄せ盛況だったとのこと。
これからも「子どもと木」をテーマに
活躍されることを祈りたい。

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