『復興のノロシ』

毎年、自宅前の沿道で地元の人たちと
声援を送る都道府県対抗男子駅伝。
17回大会は兵庫が混戦を制した。
東日本大震災から10か月。安芸路では東北の
チームへの応援が半端じゃなかった。
 
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折れそうな心に耐え、歯を食いしばりゆがむ顔。
不安を吹き飛ばし脚を前へ前へ踏み出す。
思いをひとつにこめたタスキを継ぐランナー。
倒れこんだ仲間を介抱する裏方メンバー。
駅伝には思いがけないドラマがある。
喚声、笑顔、涙…そして拍手。
 
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今日から月末まで、関東・九州へ出張。
選手たちがつないだメッセージを
肝に銘じ使命を全うしたい。
 
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2012年1月23日
写真(中国新聞・朝刊)