『邦画』

今月、見た邦画は
「のみとり侍」「妻よ薔薇のように・家族はつらいよ」「孤狼の血」
の3本。それぞれジャンルが異なる。これがオレ流。

なかでも呉と広島が舞台となってロケが敢行された
「孤狼の血」は久しぶりに骨のあるバイオレンス映画だった。
暴対法成立前の昭和63年が時代背景となって
警察と暴力団が激しくぶつかり合う。
東映のヒットシリーズ「仁義なき戦い」や綾野剛が好演した
北海道警察で起こった実在の事件をもとに描いた
「日本で一番悪い奴ら」そして北野武監督の
「アウトレイジ」と同様、衝撃作品だった。

人と人の感情のぶつかり合いが、コト細かく
描かれ、荒くれ刑事役の役所広司と
エリート新人刑事の松坂桃季のハードボイルドな
演技も見事。「正義・人情・生き様」がスクリーンから
リアルに伝わり当時の恍惚と熱気で観衆を巻き込む
秀作だ。早くも続編が決定。楽しみである。

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『多能工(リフォーマー)の育成』

将来、職人不足が深刻化するのは明白である。
大工さんの人口は1995年が76万人。
2015年には60%減の31万人で
2030年には14万人となる。それに
職人さんの高齢化も顕著。
現在65歳以上の職人さんは42万人で
24歳以下の若い職人さんは16万人。
今後10年以内に大量離職する職人さんは
100万人だと言われている。

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住宅業界の流れは新築からリフォームへ。つまり
ストックビジネスが主流となりつつある。しかし
「リフォームは請負った、でも職人さんがいない。どうする?」
という時代が到来する。そこで最近
一人の職人さんが複数の職種や技術を身につけるための
多能工を育てる試みが行われ始めた。

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今月、出張の合間を縫って大阪と埼玉の
リフォーマー育成学校を視察した。
僕の新しいトライ―それは多能工の育成学校の開設。
内製化技術の修得と各種資格の取得を目指す人を応援したい。
今までにご縁のあった人たちと一到協力して
新しい分野に挑戦したい。そして
工務店や職人さんの活性化のお役にたちたい。

『空き家の活用』

松山刑務所脱走犯が逃亡して2週間。
広島県の向島の空き家に潜伏しているらしいが
この空き家が捜索を阻んでいる。
空き家が犯罪者の拠点になる
となると、なんと恐ろしいことだ。

日本の住宅戸数は6063万戸。
空き家は820万戸で空き家率は13.5%。
2033年には30%を超えると言われている。

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『ヒロシマファンの宿』
空き家となっていた一軒家を改装して
簡易宿所として開業している建物を訪れた。
JR宮島口駅から徒歩2分。

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ホームページによると
この宿を開業したキーワードは
一、空き家対策の一助
一、地域活性化
一、広島に何度も来て欲しい
とある。

6月15日には住宅宿泊事業法が施行される。
空き家を活用して地元の活性化に
一役買うという取り組みは今後
増えてくると思う。

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『休養』

常夏の楽園で心と体を休めた6日間。今回は
ホテルも航空機も自前で申し込み、すべてが自由行動。
何の束縛もなく時間に追われることもなく
のんびり気ままに過ごすことはいいことだ。

ワイキキトロリーに乗り、毎日よく歩きよく寝た。
体調は万全。日本人留学生のガイドで
ポリネシアカルチャーセンターで
ハワイのルーツや文化を見聞きしたのも印象に残った。
ビーチ・フラを見学しルアウショーにも参加。
サンセットクルーズを楽しみ花火にも感動した。

ワイキキを散歩するコツは地図を片手に
大きな通りを覚え込むこと。
片言の英語でも十分に通じるからいい。

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『おかげさまで30周年』

弊社はコンサルティング会社として
1989年3月2日創業以来、30周年を迎えた。
一言で述懐すると「アッという間の30年」だった。
振り返ると10年周期で大きな波があった。

最初の10年は住宅会社の営業マンの育成に奔走した。
そして自然素材の「雨楽な家」を開発したのが2001年。
そこで「すぐやろ工務店会」を発足し工務店を支援した。

今はIT全盛時代、ブロードバンド事業も手がけている。
さて、これからどうする?今後は今までの経験と知見を活かして
住宅・不動産・リフォーム事業を融合した
ストックビジネスに挑戦したい。
いかにしてシステムとノウハウを後継するか?
もう少し頑張ってみよう。

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『疲労回復』

3月10日、新潟県の浦佐には残雪あり。
そして新潟市内では恒例の「にいがた酒の陣」が
オープンしていた。出張の合間にちょこっと立ち寄った。
おちょこ片手に蔵巡りも乙なものだ。
会場にはファンが集い、県内85蔵
約500種の地酒を飲み比べし日本酒を堪能していた。

初日は7万5千人が来場したとのこと。
新潟の日本酒ランキング2位の八海山は以前、クライアントから
贈答されたことがある。香りもよく飲みやすい。

日本酒といえば、世界にその名を轟かせている
山口県の旭酒造の獺祭(だっさい)が旨い。
2017年2月に安倍総理がオバマ前大統領との
会談の際にプレゼントしたことで有名だ。

少しだけほろ酔い気分でホテルで施術師に
マッサージを受ける。癒され疲労回復にとても良い。
すぐに眠れるからクセになりそう。

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新潟日報 2018・3・11 より

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旭酒造ホームページより

『ドラマに酔った平昌五輪。勇気をもらう』

けがとの闘いと重圧の克服で66年ぶりに2連覇した羽生。
左肋骨骨折でも銀を獲得した大本命のノルディック複合の渡部暁斗。
鮮やかな会心スパートで意地の逆転劇で金のマススタートの高木菜那。
団結力で初の銅メダルをつかんだカーリング女子。
スノボの19歳平野歩夢も命の危機を乗り越えて銀。
エアの高さは抜群だしカッコイイ。(インスタを見てほしい)
冬季五輪でこれほどまでに注目されたことがあっただろうか?

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日刊スポーツ 2018・2・26 より

日本の大寒波。2月は出張先の山形・岩手・新潟で大雪に見舞われた。
「歳を重ねるにつれ、元気になりますね?」の声に励まされる。
新しいビジネスチャンスが活力源となる。さらに元気になれる。

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『本気でやると…』

僕の生業は住宅業界のコンサルタント。
業界は時代とともにお客さまの価値観や
求めるモノが大きく変化してきた。しかし
売り手は相変わらず「売り込み」一辺倒。
低価格商品の開発やWeb集客など
アノ手コノ手で突破口を探るが意に反することが多い。

今月、大手建材・住設メーカーの営業マンを対象とした
教育ビデオを制作。10本納品した。
「本気・真剣・楽しい」のフレーズと「人に助けてもらう」
というキーワードで締めくくった。
400余名の営業マンのお役に立てばうれしい。

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『新世代が続々』

14歳の張本智和が全日本卓球の男子シングルスで最年少V。
通算10度目の頂点を狙った日本卓球の第一人者、水谷が
「強い、何回やっても勝てない」と完敗を認めた。
女子は17歳の伊藤美誠が3冠を最年少で達成。

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恒例のひろしま男子駅伝。テレビ中継を見ながら
自宅前で声援を送る。アンカー設楽を擁する埼玉が
逆転で優勝のゴールテープを切った。今大会も
長距離界にも新星が。福岡の中学生、15歳の
石田洸介がたった3キロなのに15人抜きの驚異の
区間新で異次元のランを見せつけた。彼は
トップランナーの映像を研究し足の接地時間を短くし
推進力あふれる走法に磨きをかけているらしい。
底力に加え科学的にも研究している姿に脱帽だ。
高校MVPの長野・佐久長聖高の無敗を誇る中谷雄飛も凄い。

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中国新聞 2018・1・22 朝刊より

若手の台頭は東京五輪での金メダルが期待できそう。

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『大相撲が面白い』

何かと物議を醸す日本の国技、大相撲。
昔から相撲ファンだったが、2011年に一気に熱がさめた。
それは週刊ポストがスクープした八百長問題。
本場所で力士同士が白星を金で売買することが
大相撲野球賭博の捜査で発覚した。力士たちの
携帯電話のメールから足がついた。
メディアが騒ぎ立て3人の力士が八百長を認め
春場所が中止され失望したものだ。その後も
2007年に起きた時津風部屋の力士暴行死事件。
そして昨年11月の横綱、日馬富士の暴行事件。
八百長疑惑も払拭できず、相撲協会の体質は
変わらないまま。しかし「ガチンコ」相撲が注目され
横綱の「品格」が問われる中、今、大相撲が面白い。
3日目は白鵬があっさり完敗し、稀勢の里も2敗目。
それでも今場所は中入り後、終盤の取り組みにワクワクする。
「ガチンコ」相撲が面白い。
がむしゃらに再起をかける稀勢の里にエールを送りたい。

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中国新聞 2018・1・16 朝刊より